自動車教習所について

自動車教習所とは

教習所には「…自動車教習所」、「…自動車学校」、「…ドライビングスクール」、「…モータースクール」など様々な名称が付けられていますが、いずれも「自動車教習所」であることに変わりありません。

自動車教習所には、公安委員会に届出をしているものと届出をしていない教習所とがあります。
さらに、届出をしている教習所には公安委員会から指定を受けた「指定(公認)自動車教習所」と「指定外(特定届出)自動車教習所」があります。
技能試験免除となるのは、指定自動車教習所です。

指定自動車教習所とは

一般に「教習所」という場合、この指定自動車教習所(公認)を指します。
本来、運転免許を取得しようとする場合は、各都道府県にある運転免許試験場に出向き、技能試験と学科試験を受けなければなりませんが、指定自動車教習所を卒業すれば、技能試験が免除となります。

自動車教習所が「指定」として認可されるための基準は非常に高く、運転技能の試験だけではなく、学科教習においても細かいカリキュラムが定められています。
さらに指導を行う各教員も、「教習指導員」としての資格を取得しなければなりません。
現在、全国に1,286校(2017.8現在)存在し、新規免許取得者の約95%が指定校の卒業者です。
公安委員会に代わって技能試験を行っているわけで、日本の運転免許制度を民間側から支える重要な役割を果たしています。
よって指定自動車教習所は公安委員会の指導監督を受けて、技能検定員は「みなし公務員」とされ、職務の公正性を求められています。

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